カニの王様、たらばがに。無骨な体格とは裏腹にぎっしり詰まった身は、甘味がたっぷり。茹でても焼いても蒸しても冬の味覚の王様です。
ただ、一般に売られているたらばがにを召し上がって、がっかりした経験はありませんか?イメージしていたカニより小さかったり、身入りが少なくスカスカだったり…。
カニそのものの品質が悪い場合は論外ですが…。
国内で流通しているカニの多くが「仕立て替え品」や「加工品」と呼ばれ、漁獲後、陸上の工場で殻をカットしたり食べやすい大きさにカットしたりして、箱に詰め直しています。この工程で冷凍が緩むことから、味が落ちる原因になっている、と言われています。
これに対して「特正」がお届けするたらばがには、全て船内凍結のワンフローズン。お召上がりになるまで、漁獲時の鮮度が保たれています。しかも、漁場をノルウェーとアラスカに限定し本当に良品のみをチョイスしました。 ただし、船内凍結ワンフローズンのたらばがには数が少なく、中央卸売市場でも毎年入荷即完売状態になっています。 今年も「特正」の購入予定を大幅に下回る数量しか入手できませんでした。 数に限りがありますので、お早めにお求めください。 |
たらばがにのお召し上がり方は、こちらをご覧ください。
![]() ベーリング海で水揚げされた 「本チャン」たらば |
![]() とにかく大きなたらばがにですから、普通のかにのさばきかたは通用しません。 □用意するもの軍手:足全体にイガイガがありますので、身・足をしっかり握るためにも、軍手が必須です。 包丁:できれば出刃包丁が良いです(普通の家庭用の包丁でもさばけますが、出刃包丁のほうが安定します)。 金槌:たらばがにをさばくうえで一番難儀なのが、かにの爪の部分です。包丁が立たない可能性大です。そこで、下がコンクリートの様な固いところで、カニの爪をバン!と叩き割るのが一番楽です。但し、あまり力を込め過ぎますと、周辺に爪の破片や、身が散乱しますので要注意です。 |
□さばき方足は、関節の柔らかい部分に包丁で切り目をいれた後、関節の曲がるほうと逆にひねってやると外れやすくなります。足の殻は厚い為、小型のたらばがにのように包丁でそいでむくことは困難です。上記写真の用に、縦に半分に割ったほうが、後々食べやすいです。 ![]() 身は、足の付け根からひねってやると、それぞれの関節で外れます。外れた関節に縦に包丁を入れて半分にします。 カニの爪は、上記の通り、金槌でバン!、が一番手っ取り早いです。 右の写真は、焼きがににした身を箸でほぐしてみたところです。こんがりと焼けた表面とは対照的に、身はジューシーで、たっぷりの湯気が立ち上ります。 大型で肉厚たっぷりのたらばがにだからこそ、このジューシーさが味わえるのです。 なお、「特正」の扱う「かに」は船内凍結の為、身に海水が含まれ若干塩気を強く感じる場合がありますが、全て自然の塩気ですのでご安心してお召し上がり頂けます。 |
「特正」仕入元のカニ商品リスト
鮮度の良い船内凍結品は一番上の段。
タラバはさらに黄色いマーカー部分のみで
品数が大変少ない